芽生えたはずの
仏の心
なぜか
転々(てんでん)・・・
下り坂
はて
さて
またも
損得の
欲に執(と)らわれ
餓鬼(がき)となり
修羅(しゅら)となっても
念(おもう)にならず
怒りに
まかせて
畜生 ・・
くやしい
・ ・・
口げんか
財産争い
四苦八苦
人生奈落の
地獄道(みち)
神(かみ)も
仏(ほとけ)も
あるものか
六道輪廻(りんね)の
人の世と
祈るも
たのむは
神(かみ)
仏(ほとけ)
念(おもう)にならぬ
生まれだけれど
早く
大人になりたい
と
気づけば
人生
ままならぬ
いまだに
ならぬ
念(おもい)があるが
愛するものと
共なれば
いずれは
別離の
苦しみと
老(お)いを恨(うら)み
病(やまい)を
なげき
戦々恐々
苦
苦
苦
生老(しょうろう)
病死(びょうし)は
ままならぬ
念(おもう)にならぬ
生まれなら
もらった命に
ありがとう
念(おもう)にならぬ
老いならば
いただく命に
ありがとう
念(おもう)にならぬ
病(やまい)なら
まかせて
気づきに
ありがとう
念(おもう)にならぬ
死なれば
残りの命に
ありがとう
念(おもう)にならぬ
欲ならば
少しの
欲に
満足し
損得
すてて
分け与え
鬼と
ならずに
感謝され
仏様(ほとけさま)よと
手を
あわされて
気づけば
己が
苦しみが
取り除かれて
救われて
念(おもい)が
なった
と
手をあわす
六道輪廻の
苦の世界
救いは
仏の心なり
抜苦(ばっく)
与楽(よらく)の
慈悲心で
すべての命を
救います
衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)
あなたの中の
仏に会うと
明るく
元気になります
まあ〜 いっぱい
お茶でも
どうぞ
【今人夢想坊】
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