2009年5月19日
5月19日火曜日、恒例の密蔵院院主による説法会が行われました。
今回は、皆様にご自身でお作り頂いた、般若心経の経典を使って頂いての読経となりました。
読経と皆で行うということは、院主が息継ぎをなさる時に皆でそれを補うことができ、最後まで読経がとぎれないという大変大事なことであるということを教わりました。
今回は「写経」について色々とお話下さいました。
一番よい写経の方法は、お手本を横に置き、自分の目で一文字一文字写していくという方法。
その一文字一文字が仏様となるので一生懸命気持を込め書き、最後に願い事を添えるとのことでした。
写経したものは、お寺に奉納し、お寺によって年に数回炊き上げ、天に昇る煙に乗せて仏様に願い事を届けるのだそうです。
ご利用者様から院主様に「どの位の間隔で頭を剃られるのですか?」というご質問が出ました。
二日に一度、5枚刃(!)の剃刀で剃髪されているとのこと。
また血行を良くするため、石鹸をつけたタオルで頭をマッサージしておられるそう。
皮膚が伸びて、しわができなくなり、40代(?)の頭になられたそうです!
[介護施設の広報紙 平成21年6月号より]