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2006(平成18)年7月26日
記事:中日新聞 春日井で“和太鼓交流” 南アフリカ共和国の子どもたちによるコーラスグループ「レインボースターズ」の10人が26日、 春日井市熊野町の密蔵院での交流会に招かれ、和太鼓演奏や流しそうめんなどを楽しんだ。(都築修) 南アは、1994年にアパルトヘイト(人種隔離)政策が廃止になり、多人種が共存する新しい国「レインボーネーション」づくりを進めている。 レインボースターズは、この方針に共鳴したジャズピアニスト河野康弘さんが結成した多人種混合のグループ。 毎年、コンテストで選ばれた南アの子どもたちが同国の音楽教師の下四カ月の練習を重ねて来日。 全国各地で「地球ハーモニー」のコンサートを開いている。今年も11日に来日し、8月10日までの日程で東京や広島、岐阜県可児市など10カ所でコンサートを開く。 春日井市での交流会は、来年、当地でのコンサートを計画している「結」(梶田峰子代表、15人)メンバーらが、協力の輪を広げようと演奏ツアーの合間に開いた。 地元などで活躍する転輪太鼓の子どもたち6人の演奏に続いて、レインボースターズも和太鼓を体験。 転輪太鼓代表の国分光一郎さん(40)=春日井市西尾町=の指導でばちを握った。 ペトリアス・カーメンさん(16)は「初めてだけど、和太鼓は格好いい。パワフルですてき」と絶賛した。 流しそうめんやおにぎりでの昼食後には、杉の子会の鳴子踊りを見学。スターズも3曲を歌い、盛んな拍手を浴びた。 レインボースターズの可児市での公演は、28日午後7時から同市文化創造センターで。入場料は千円。 【出典】 |